2011/01/01 (Sat) はじめに。
2009/11/06 (Fri) 薄桜鬼・沖田ルート
2009/11/04 (Wed) 薄桜鬼・平助ルート
2009/11/03 (Tue) 薄桜鬼・原田ルート
2009/11/03 (Tue) 薄桜鬼・土方ルート
2009/11/02 (Mon) 薄桜鬼・斎藤ルート

◎ただいま大絶賛攻略中

・薄桜鬼 随想録
・DISSIDIA FINAL FANTASY
・ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Season

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「Sinful Sanctuary」では、毎日の愚痴、日常の他愛もない話、ゲームの話、少し腐女子寄りの話など、ありのままの紫苑を書き残しています。ブログが本来どういうものかということではなく、私にとってのブログとはどういうものか、その原点に改めて立ち戻り、自分の書きたいことを書いていく場所にしています。

私は聖人君子ではないし、聖人君子を演じることもできません。キレイゴトだけを書き残していくのは、少なくとも私にとっては、自分で自分を欺いているのと同じことです。嬉しかったこと、悲しかったこと、楽しかったこと、悔しかったこと、その他、私の中に生まれた感情を、そのまま残していくのが、この「Sinful Sanctuary」です。

内容に関するご意見・お問合せ等は、メールフォームからお願いします。ただし、価値観の違いによる異論・反論は受け付けません。内容を誤解・曲解して暴言を吐くようなこともお止めください。ここはあくまでも私が私の感情を吐き出す場所であり、他人に対して意見を求めている場所ではないことを、どうかご理解ください。

本編でも、随想録でも、さのっちに対して抱く感情は、変わらない。ウザイ。そのひと言だ。

でもどうしてこんなにウザイんだろう、と、考えてみた。ネットで情報を見る限り、さのっち、普通に人気あるっぽいし。さのっちは最初から優しい。ルートに入る前からあれこれと気遣ってくれるし、普通に頼りがいのあるお兄ちゃんだと思う。でもやっぱり、ウザイ。

随想録をやってみて思ったこと。

さのっちは、二言目には「いい嫁になれる」とか「いい女になる」とか言うんだけど、これがまず、「私にとっては」とてつもなくウザイ。どうせルート入ってるんだから、将来はアンタの嫁になるんだろ、んな分かり切ったこと言うなよな、と、冷静にツッコミを入れてしまう。我ながら、ひねくれてるとは思う。自覚はあるので、この点に関しては苦情は受け付けません。

あと、あれね、おそらくさのっちの人気の理由でもあるんだろうけど、すぐに「どうした?」とか「何かあったのか?」と訊いてくる。分かるよ、気遣ってくれるのは。でもさ、言えることなら言ってるはず。言えないから悩んでるわけ。そのへんも分かってよ。他の人に言えないことなら俺が聞いてやる、という心遣いは嬉しいけど、正面切って「何かあったのか?」と訊かれて、すぐに「あのね」って話せるような内容だったら、最初から悩まないでしょう。・・・と、これまたひねくれた感想を持ってしまう。

ここまで書いてきてやっと分かったけど、さのっちルートって、女の幸せ=結婚&出産、女は男に守られるべきもの、と決め付けられている感じがして、すごく嫌なんだな。他のキャラでも、似たようなことを言う場面は出てくるけど、女として以前に、ひとりの人間として必要とされてると感じさせてくれるから(たとえば土方さんとか)、まだいいんだけど。

さのっち、ごめんよ、これは私の八つ当たりだな。

でもやっぱり、女の幸せ=結婚&出産、女は男に守られるべきもの、と決め付けている、としか受け取れないようなシナリオを書くのは、どうかと思う。まがりなりにも、新選組を題材として扱ってるわけだし。そういう「平凡」な幸せを手に入れた隊士の姿を描くというのはもちろんアリだとは思うけど、もうちょっと描き方に気を遣わないと、私みたいにキャラ自体に反感を持って、嫌いになる人が出てきちゃうよ?

自分で書いた通り、沖田ルートの感想を書く前に斎藤ルートを攻略したわけだけれど……今読んでも、ホントに頭の悪い感想だ。もう少し何かまともなことは書けなかったのか。あれを沖田ルートの感想として載せておくのは自分としても不本意なので、少しだけ真面目に感想を書いてみる。

そもそも薄桜鬼をやる以前から、新選組では沖田が好きだった。「燃えよ剣」では土方・沖田、「壬生義士伝」では吉村・沖田・斎藤。(私の中の新選組像は、主にこの二冊で構成されている。)

序章で初めて沖田の声を聞いた時は、「これが沖田?」と瞬間的に思った。森久保くんの声は本当に好きだけれど、自分の中の沖田の声はもう少し無邪気な感じで、「殺す」とか「斬る」とか言っても、ぜんぜん本気に聞こえないイメージだったから。でも森久保くん演じる沖田だと、確かに声は明るくて無邪気なようにも聞こえるけど、そこには確かに「殺す」「斬る」という意志が見え隠れしてしまう。

ただ、よくよく考えれば、小説は文字のみ、薄桜鬼では文字+声、であるがゆえに、文字だけでも十分に想像できる情景を、声で何倍にもふくらませて表現する必要があり、そうすることができる。となると、「殺す」「斬る」という意志を見え隠れさせるには、森久保くんくらいクセのある声じゃないと無理なんだろう、と納得した。(森久保くん以外だと誰ができるだろうって考えると、やっぱり石田くんとかになるのかな。)

沖田ルートに入ってからのイベントはどれも印象に残っているけど、特に好きなのは、やっぱり最初に感想を書いた時に引用したセリフが出てくる部分。クリアした後も何度か、画像鑑賞からイベントだけは見てるけれど、何度見ても「僕が、君を殺してあげるよ」は泣いてしまう。エンディングよりもこっちの方が、沖田らしさが出ているというか、千鶴に対する沖田の愛情が、より強く感じられる気がする。

沖田にとっては使い慣れた「殺す」という言葉。「好き」あるいは「愛してる」を、異性に向かって使うことなど、おそらくほとんどなかっただろう。新選組隊士として、人を斬ることを存在意義として生きてきた沖田が、それを千鶴に向ける意味。それらを考えあわせてみれば、「僕が、君を殺してあげるよ」という言葉に、どれだけ深い愛情が込められているのかが分かる。

たぶん沖田は、千鶴を殺したいんだと思う。千鶴より先に自分が死ぬであろうことは分かっていて、だからこそ死ぬ瞬間までは千鶴と共にありたいと願うと同時に、千鶴を殺して自分も死にたいという気持ちも持っているんじゃないかと。自分が死んだ後に千鶴を守れる人がいなくなってしまうこと、自分を失った千鶴がひとりで生きていくこと、それは沖田にとっては、自分の命が尽きてしまうことそれ自体より、辛いことなのではないかと。バッドエンドの沖田のセリフを聞くと、そんな気がしてならない。

新選組に関する書物を読む時、常に感じるのは、あまりにも激しく刹那的な生き方と、そこから垣間見える力強くも儚いまでの「誠」の精神、人間である以前にまず武士として生き尽くそうとする荒荒しいまでの生命の輝き、そういうモノたちだ。

肺結核に倒れた後、新選組に復帰することが叶わず、孤独に死を迎えたとされる沖田。薄桜鬼(の沖田ルート)では、羅刹という形ではあるけれど、再び刀を手にして戦場に出ている。会津まで出向き、その後は千鶴の故郷へ向かうために新選組を離れるけれど、それは病に倒れ、武士として戦場に出られなくなったことが原因ではない。そして、最終的には、愛する人と共に平穏な毎日を送る、というささやかな幸せまで手に入れている。

人としての平凡な幸せを手に入れることなど、実際の新選組隊士には、少なくとも沖田には、できなかっただろう。人斬りとして生きた彼らに、人斬りであった過去を捨てることなどできない。それでも、彼らの生き方を(小説という創作の世界を通じてであっても)垣間見る時、その生涯にほんの一瞬でも、心の安らぐ時間があっただろうことを願わずにはいられない。

そういう意味で、薄桜鬼は、新選組というある意味では使い古された題材を扱いながらも、新たな隊士の一面を描き出した作品として、主にそういう一面において、もっと評価されるべきではないかと思う。

もっとも、平助や左之のルートは、明らかに土方・沖田・斎藤ルートに比べて完成度が低いので(乙女ゲームとして見た時にどうかという意味では少し評価が変わってくるとは思うけど)、トータルで見ると手放しで大絶賛というわけにもいかないのは事実。

……あれ、沖田の感想じゃなくて、薄桜鬼の感想になってしまった? まあいいか。

沖田ルート攻略直後の感想メモが出てきたので転記。

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沖田さんに、愛し愛される喜びを与えてくれて、愛する人と心安らぐ時間を過ごす幸せを与えてくれて、本当にありがとう。……と、制作スタッフに心から感謝したくなる、そんなストーリーだった。

羽織やばい。洋装やばい。何もかもがカッコ良すぎる沖田。ああ、もう、沖田愛してる。というか森久保くん愛してる。沖田を演じてくれてありがとう。命を吹き込んでくれてありがとう。

というか、森久保さんの声で「殺してあげるよ」とか言われると、本気で「お願いします」と答えたくなる私は頭がどうかしてますか。そうですか。

本当は先にBAD ENDルートを片付けて、スチルを全部回収してから最後にGOOD ENDを見たかったんだけど、さすがに時間がなかった。とりあえず全員のGOOD ENDを見てから、後日スチルだけ回収かな。

詳細な感想はまた明日にでもブログにて。でも先に斉藤さんを攻略してしまいそうな私がここに。

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もしも君が全て諦めて、
願いを放り出すつもりなら――

――僕が、君を殺してあげるよ。

君が前に進むことまで諦めるつもりなら、
どこにも行けないように僕が終わらせてあげる。

ファーストプレイで軽く感想を書いたきり、詳細な感想を書いていない沖田ルート。なぜなら、文章力のないコドモの読書感想文よろしく、全イベントを引用して逐一説明を加える感じの感想になってしまいそうだから。それくらい沖田ルートは心に染み入っていて、簡略化した感想を書くとか、感想をまとめるってことが、できそうにないんだよなあ。

基本的に、時間短縮のために、各ルートをプレイするときは、そのルートに直接関わりを持たなそうな人とか自分の中ではどうでもいい人などは、全部声をオフにして、セリフも既読スキップでやってたんだけど、沖田だけは毎回止めて全部のセリフを聞いてたくらいだもんなあ。スキップを止め損ねて飛ばしてしまったときは、巻き戻し機能まで使ってたし。

ああ、やっぱり随想録をやる前に、もう一回、沖田ルートをやろう。そうしよう・・・

風間ルート&ノーマルエンド攻略。

風間ルートとノーマルエンドは、終章まで展開が同じで、最終的に、風間スチルがあるかどうかの違いなんだけど、これを最後に持ってきたのは正解だった感じ。いわゆる史実に忠実な新選組が描かれてるルートだった。

ノーマルエンドでは、風間が去った後、千鶴が新選組の面々を思い出すモノローグが入るんだけど、そのスチルがねえ・・・新選組の隊士の背中で、これがまた、かなり泣けた・・・

風間、ルートやるまでは微妙に好きになれなかったんだけど、平助ルートで出てきた風間が結構良い人に描かれてたこともあり、その流れで風間ルートをやったら、すごく好きになった。とは言っても、沖田とか斎藤が好きってレベルには及ばないんだけど。

ああでも、風間ルートとノーマルエンドで終章がほぼ共通っていうのはどうかと思った。風間と千鶴が鬼として生きていく、っていう、ちゃんとした風間エンドがあってもよかったんじゃないのかなあ。画像も、他のエンディングがあるキャラは独立してるのに、風間だけ独立してないし・・・

全ルートやってみた感じでは、土方はまあメインシナリオだから充実しているのは当然として、沖田と斎藤に力が入っている分、左之と平助が手を抜かれてる感じ。

左之と平助、各ルートの密度を考えると、永倉・山崎も攻略キャラにしてよかったんじゃないかなー、と。(個人的に、永倉に関しては、ギリギリで間に合わずに攻略キャラから外されたと予想。)

好きキャラ順位は、沖田>斎藤>風間>土方>山崎>その他。何気に山崎、好きなんだよなあ。ルートによっては死ぬ場面すら出てこなくて、扱いがひどいなあって思ったりもするけど、沖田ルートの山崎が、すっごい好き。

シナリオの完成度って意味では、土方>斎藤>沖田>平助>左之。(風間はノーマルルートだから除く)

全体的なルートの好みで言うと、沖田>斎藤>土方>風間&ノーマル>平助>左之。

とりあえず明日にでも随想録を買ってこようと思う。

平助ルート攻略。

原田ルートと同じくらい、ありえなかった。というか、原田ルートをやった時に、原田と仲が良い平助もたぶん似たような感じかな、という予測があって、まさにそれがそのまま的中したってとこ。それでもまあ、原田ルートよりはまだマシだったけど、でも、うーん。

まあ史実では油小路で死んだことになってるし、その先の話を捏造しないといけないのは分かるけど、確か斎藤ルートでは、平助は五稜郭まで行ってるので、そのほうが良かったんじゃないかなー、と思ったり。

ルートによってシナリオ書いてる人が違うんだろうけど、平助ルートでは他キャラ軽視&キャラ崩壊がひどくて、風間がちょっとギャグっぽい人、土方が他ルートに比べて普通の人になってた。主人公も、ただ平助が好きなだけの女の子だったしな。

残すは風間ルートとノーマルエンド。どうなることやら。

原田ルートを攻略。詳細は割愛。以下暴言なので、追記にて。

... Read more

土方ルート完了。

泣ける!と書いている人が多かったけど、うーん?という感じ。確かにメインらしい重みはあったけど、斎藤と同じく、千鶴の存在意義があまり感じられないシナリオだった。

三木さんの演技はとにかくすごくて、文字通り鬼気迫る土方像が完成されてた。ただ、あまりにも感情がこもりすぎているせいで、逆に千鶴の解説(「かすれた」とか「声が震えていて」みたいな、そういう声の説明描写)が邪魔な部分があった。

あと、ボイスとセリフ文字が違うところがあったのもちょっと興ざめ。あれは明らかにデバッグ不足だよなあ。最終的にキャラに命を吹き込むのは声優さんだし、その命をきちんと輝かせるためにも、最終的にボイスとセリフ文字が合っているかどうかの確認はすべきだと思う。

そのほかに、単語のイントネーション・アクセント・読み方が統一されていないらしいのが気になった。戦場(せんじょう・いくさば)、変若水(おちみず)、風間、小姓、あたり。

特に気になったのが、「戦場」。キャラの個性ならいいんだけど、でも時代の流れを考えるなら、話の前半は「いくさば」、後半は「せんじょう」、終盤でまた「いくさば」にしたほうがよかったんじゃないのかなあ。

少なくとも土方さんでその変化を出したら、最初は腰に刀を差した、いわゆる見てくれが武士として、戦に憧れてひたすら突っ走っている様子、後半は西洋の戦い方に移行してそれを自分のモノにした様子、そして終盤でまた「いくさば」に戻すことで、見てくれにこだわらず、生きる姿勢、戦いに臨む姿勢そのものが武士であることを自覚し、体現している様子、が、もっとはっきりと表せたんじゃないかなー、と思った。

と、マイナス点ばかり挙げた土方ルートだけど、最初に書いた通り、土方歳三という人間を描いたシナリオとしては、かなり秀逸だと思う。

近藤が敵方に降伏する直前の会話、会津での斎藤との別れ、山南&平助の最期を看取る場面、生還した島田と再会する場面など、仲間との絆と別れが畳み掛けるように続いていき、その過程で少しずつ、土方の中での「新選組」が姿を変えていくところは、本当に胸に迫るものがある。

この土方シナリオは、普通に小説として描いて、新たな土方像として確立したらいいんじゃないのかなー。

史実にある斎藤さん像に忠実なシナリオって感じ。

斎藤さんが自分の中にある迷いを断ち切るまでの過程が、それなりに丁寧に書かれてはいるんだけど、それが千鶴の存在によるもの、という描写が少ない。

たぶんそのせいだと思うんだけど、千鶴はただ一方的に斎藤さんに守られて、斎藤さんはただ命令で千鶴を守っているだけ、という印象が強く残るから、微妙な感じかなあ。GOODルートに入っても、本当にGOODルートに入っているのかが、沖田以上に分かりにくい…

沖田に比べるとかなり糖度が低めというか、むしろほとんど糖度がないというか。結局、好きって言ってくれないのはさすがにどうかと。随想録で言わせてるっぽい?けど、人によっては好き嫌いが分かれてそうな斎藤ルート。私は正直、あまり好きなシナリオではない、かなあ。

あ、いや、好きなシナリオではない、というのは言いすぎか。新選組の斎藤一という人を扱った物語、という目で見れば、かなり完成度も高いし、すごく好みなんだけど、乙女ゲームの攻略キャラ、という目で見ると、少し萌えが足りないというか、もう少し斎藤と千鶴の心の交流みたいなものが描かれているとよかったのになあ、と思ってしまった。

沖田と斎藤さんをやってみた感想としては、たぶん攻略対象キャラ全員のGOODルートを見ることで、薄桜鬼って世界の全体が見えるように、シナリオが組んであるんだろうなって感じがする。ただ、それゆえに、BADルートやスチル回収ルート、GAME OVERルートは、結構作りが甘いというか、力を抜きすぎというか、やや詰めが甘いなあという印象を受けた。


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